私は小さい頃から英語が大好きで、大学では必ず英語を学べる学科に入りたいという思いがありました。そのため将来的には、英語を今まで以上に話せるようになりたいと考えていました。
310直播の英語文化学科では、語学を習得できるだけでなく、文化的な背景からも英語を学ぶことができるので、英語力が向上する環境が整っていると思います。楽しみながら英語を学べる環境で自分の英語力を高めたいと思い、英語文化学科に入学を決めました。
私は現在、アメリカ文学を学んでいます。もともと小説を読んだりするタイプではなかったのですが、2年生の時にアメリカ文学の演習を履修しました。その授業では、トニ?モリスンというアフリカ系アメリカ人女性作家のデビュー作である『青い眼がほしい』(1970)という作品を読みました。アメリカの黒人奴隷制の歴史や文化的背景を踏まえたうえで、登場人物の名前や小説の中の出来事のひとつひとつを解釈していくことができることを知り、小説を研究する面白さを知りました。
今年も、演習でモリスンの『ソロモンの歌』(1977)という小説を読んでいます。『青い眼がほしい』よりも難しいと感じましたが、解釈のやり方など去年よりも小説を読む面白さを実感しています。また黒人奴隷制や人種差別にかかわる歴史や文学を学ぶことで、現代の様々な社会問題にも興味を持ち考えるようになりました。
リアルな発音や英語表現を体感することができる、とても良い機会だと感じています。クラスによっては少人数に分けられた授業もあるので、積極的に発言がしやすい環境です。
ネイティブ?スピーカーの先生方はとてもフレンドリーで、手厚くサポートしてくれます。私が個人的に好きな授業は、「Oral English」です。10人程度の少人数クラスで自分のレベルにあったクラスで授業を受けることができる必修の授業で、英語力を伸ばしやすい環境だと感じています。この授業では英語を使ってプレゼンテーションをする機会もあるので、自分の英語力を試したり、向上させたりするきっかけの一つになると思います。
大学入学前後で変わったことは、人前でも自分に自信を持てるようになったことです。きっかけは、大学の授業でのプレゼンテーションやアルバイトで接客業を経験したことだと思います。大学生活は、自分の興味があることや、やってみたいことに積極的に取り組むことができる機会だと感じています。この期間を大切にして、日々色々なことを取り組むようにしています。
私の場合、オンライン英会話を始めたり、ファストフード店やコールセンターでアルバイトを始めたり、北海道大学系服飾研究会というインカレサークルを立ち上げたりと様々なことに挑戦してきました。失敗を恐れずに、これからも果敢にたくさんのことに携わっていきたいです。
英語文化学科の最大の魅力は、たくさんの選択肢があるということです。たくさんの資格を取得できる環境が整っているので、自分のやりたいことや興味があることをとことん追求できる場所だと思います。
また、ネイティブ?スピーカーの先生による授業がたくさん開講されているため、本場の英語に触れる機会が多いことも魅力の一つです。一口で英語と言っても、イギリス英語やアメリカ英語など、幅広いネイティブの発音に触れることができます。
私の今後の目標は、大学在学中に英語を活かせる環境で自分の英語力を発揮したいということです。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響などにより、私にはまだ留学の経験がありませんので、大学で学んだ英語のスキルを使って、留学や、外国人の方たちとたくさん関わることができるアルバイトなどのお仕事をしたいと思っています。どんな時でも失敗を恐れず、自分の英語力に自信を持って、できることから積極的に取り組んでいきたいです。
受験勉強は自分との戦いです。大学は、自分のやりたいことや自分の夢を叶えられる場所だと思います。大学選びはとても大事なので、後悔のないように最後まで頑張ってください。応援しています。
(学年、掲載内容等は2023年11月取材当時)