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2024.09.03
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【図書館情報学課程】「アーカイブズ論」でデータベース設定しました

最近の博物館法の改正(2023年4月施行)などもあり、改めて安価なデータベースへの関心が実務で高まっています。昨年に続き2024年も、選択科目「アーカイブズ論」(担当教員:平井孝典)で、ユネスコ提供のデータベースAtoM(Access to Memory)の設定を受講者全員がしました(7月13日第13回と20日第14回)。

一人一台のVPSサーバにOS(Ubuntu)からインストールしていきます。PHPなどもインストールします。必要な設定が完了すると、画像などデータも添付することのできる文書管理システムが動き始めます。二人の教員(平井孝典?谷川靖郎)が手伝いもしながら、お互いに協力しながら、楽しそうにAtoM設定を進めていました。設定後は、ICA(国際公文書館会議)のマニュアルに従い、架空会社の架空法人文書群の編成記述を始めていました(添付される画像データはなぜか?柴犬写真などですが)。不具合のある人は、OSからインストールしなおしです。バグ探しよりも早いかもしれません。

3年生以上受講可の科目です。2年次の必修科目「図書館情報技術論」(担当:平井?谷川)でSQL文記述やPHPコーディングなどは体験済みの受講者です。

現在の高校生のみなさんは、データベース言語を「情報Ⅰ」で勉強されています。本学では入学後に「データサイエンス基礎Ⅱ」でデータベース言語の復習もします。

ユネスコ提供のデータベース「AtoM(Access to Memory)」設定終了後の編成記述前の画面
ユネスコ提供のデータベース「AtoM(Access to Memory)」設定終了後の編成記述前の画面