2022年度リボリア賞と代表論文
去る3月20日、学位記授与式とともに、2022年度 英語文化学科?卒業論文最優秀賞「リボリア賞」授与式及び各専修の代表論文の発表を行いました。
「リボリア賞」は、その年度に提出された卒業論文の中から最も優秀な論文を執筆した学生に授与されます。2022年度のリボリア賞は、文学?文化専修の伊藤蘭さんと、言語?コミュニケーション専修の高木茜実さんに授与されました。今回は、2名の受賞理由と卒論要旨をご紹介します。
伊藤蘭
"Examining the Challenge for Women in Punk Music"
【受賞理由】
Ran Ito’s graduation thesis, “Examining the Challenges for Women in Punk Music,” demonstrates a deep and detailed analysis of an important phenomenon in recent popular culture. Utilizing essential concepts from Feminist theory, such as anti-patriarchal resistanc...
2021年度リボリア賞と代表論文
去る3月18日、学位記授与式とともに、2021年度 英語文化学科?卒業論文最優秀賞「リボリア賞」授与式及び各系?専修の代表論文の発表を行いました。
「リボリア賞」は、その年度に提出された卒業論文の中から最も優秀な論文を執筆した学生に授与されます。2021年度のリボリア賞は、言語?コミュニケーション専修の伊勢梨来さんと、文学?文化専修の大塚由里子さんに授与されました。今回は、2名の受賞理由と卒論要旨をご紹介します。
伊勢梨来
"Responses to Apologies in Japanese and Americans "
【受賞理由】
本論文は、日本人とアメリカ人の謝罪に対する返答の仕方にどのような違いがあるかをポライトネス理論に基づき論じたものである。謝罪に対してどのように返答するかは、良好な人間関係を維持していくのに重要であり、文化によっても異なると考えられる。本論文は日米の映画やドラマから関係を修復する返答(remedial response)を含む謝罪場面をそれぞれ20数カ所選び出し、返答の主なタイプを3つに分け、それぞれの割合を調べた。
結果は、日米ともに相手の謝罪理由を否定または軽減する返答が半数以上を占めたが、自らの立場を下げるような返答は日本...